2012年12月29日土曜日

よいお年を!

当店は本日が年内最後の営業です。通常通り19時までやってますので、ちょっとだけ早いですが、年末のご挨拶を。


今年の4月20日にオープンさせていただき8か月あまり、ご来店・ご支援いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございました。


当初は商品の点数・種類ともに少なかった店内も、皆様のご愛顧のおかげでずいぶんと「お店っぽく」なってきたかと思います(笑)



日本におけるフェアトレードの認知度・理解度・浸透度が、フェアトレード先進国であるイギリスやその他欧米各国に比較してまだまだ低いからこそ、その商品を扱い、流通に携わる人間は『フェアトレードに対する印象を左右しかねない責任』を背負っているとボクは思っています。


今後も、やむを得ない取り扱い商品の変更や中止、欠品などでご迷惑をおかけすることもあるかも知れません。


しかし、「フェアトレードだから」「発展途上国で作ってるから」「一人で運営してるから」ということを言い訳にすることなく、「フェアトレード商品ってこんないいものがあるんだ!」とお感じいただける、また来たくなるような店づくりを続けてまいりますので、2013年もどうぞよろしくお願いいたします。

フェアトレードラベルのマークって、ちょっと春日っぽい(笑)

新年は3日より通常営業いたします。どうぞ皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

2012年12月23日日曜日

年末年始の営業日のご案内

早いもので、今年も残すところ1週間ほど。どうやら地球は2012年で滅亡することもなく新しい年を迎えられそうですね(笑)



当店の年末年始の営業日ですが年内は29日の土曜日まで営業、30日(日)~1月2日(水)はお休みをいただき年明けは1月3日の木曜日から営業いたしますので、よろしくお願いいたします。



さて、今日の長崎はやや風が強く、先ほどから雪がチラホラ風にまじって降って来ました。こんな寒い日は温かい飲み物が身も心もホッとさせてくれますが(あ・・・笑)、皆さんは『ブラック・アイ』というコーヒーの飲み方をご存知ですか?


実はボクは昨日知ったんですけど(笑)、これは、普通に淹れたホットコーヒーにエスプレッソを2ショット(2杯分)混ぜるて飲むという、聞いただけでなんだか体に悪そうな飲み方(笑)。



昨晩レンタルDVDで観た元CIAの美人エージェントの自伝を映画化したナオミ・ワッツ主演の「フェア・ゲーム」の劇中でショーン・ペン演じる主人公の夫が何度も頼むのが印象的だったので、さっそく今日作ってみました。


あ、当店にはエスプレッソ・マシンがあるんですよ~

※写真は練習中のラテアートで本文とは関係ありません(笑)

・・・確かに普通のコーヒーよりも深みのある味わいにはなるんですけど、なんせ濃い!言ってみれば1杯で3杯分のカフェインをとることにもなる訳で、飲み終わった後、正直ちょっと胸やけが(笑)


でも香りがよくて、これでアイスコーヒーを作ったら美味しくできそうな、そんな味でした。ご興味おありの方は一度お試しになってみては?

2012年12月21日金曜日

キャンドルナイト無事終了

一昨日の19日、長崎外国語大学で開かれた同大学のフェアトレード推進サークル・NESTの主催による「キャンドルナイト」への出店も無事に終えることができました。



300個以上のロウソクの灯がゆれる学生ラウンジで、同大学のセクシーなベリーダンスチームのショーや長崎大学のアカペラサークルによるライブ、抽選会などが行われ、会場は大盛り上がり。



・・・いや、実はもうちょっと静かなイベントかと思ってたんですけど(笑)、なかなかのにぎやかさで皆さん楽しんでいらっしゃるようでした~



当店は入り口近くにスペースをいただき、多くの方にフェアトレード商品を手にとっていただけました。

さすがにちょっと暗かったけど(笑)

パレスチナ産のオリーブオイル&オリーブ漬け、クッキー、コーヒー豆、そしてCHAのクリスマスカードが人気でした。また、ケニア・マトマイニ孤児院のフエルトぬいぐるみを目にされた方の中には「あ!ついこの前テレビで見たヤツだ!」とおっしゃる方も。



実はマトマイニ孤児院を運営する菊本さんが取り上げられたテレビ番組、長崎では先週の土曜日に放送されたばっかりで、当然ながらまさかこの場所でその実物を見るとは思ってなかったようで(笑)、とても驚かれてました。



ボクが大学生だった今から20年くらい前はまだフェアトレードという言葉は日本ではほとんど知られてませんでしたので(もちろんボクも知りませんでした)、若い人がこうやってサークルを作りイベントを行って広めていこうとしてる姿は頼もしく、希望を感じますね。



お立ち寄り・お求めいただいた皆様とNESTおよび外大の関係者の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました!



それにしても・・・ベリーダンス、ボクも近くで見たかったなぁ~(笑)

2012年12月17日月曜日

ケニア・ナッツ・カンパニー

NPO法人「ポレポレ」さんのご協力により、この度新しくケニア産の有機栽培マカデミアナッツの取り扱いを開始しました!

ヘルシーなドライロースト製法。コレステロールもゼロ!

各国が続々と植民地支配から脱却しアフリカ大陸全土が独立の機運に沸く1960年代にガーナ大学へ日本人初の留学生として単身で渡り、その後1974年に現地社員7名とともに創業した「ケニア・ナッツ・カンパニー」を現在では社員4000名、生産農家約5万人の生活を支えるまでに成功させた立志伝中の人、佐藤芳之氏。



ケニア・ナッツ・カンパニーは、社内に無料の診療所を設けたり社内ローンによってケニアでは難しかった個人での土地の購入を実現したりという、社員とケニアの人々の幸せを第一に考える社風と、品質・衛生の管理を徹底する姿勢で社内外から絶大な信頼を受けています。



2008年に会社の株をほぼすべてタダ同然で現地役員に譲渡し、自身は70歳を目前にして今度はルワンダへ行き、公衆衛生改善を目的としたビジネスを一からスタートさせたその行動力はテレビ「カンブリア宮殿」でも取り上げられ村上龍氏を感嘆させたました。



マカデミアナッツは、ハワイのおみやげのチョコレートで知られていますが、原産地はオーストラリア。ケニアは現在、生産量世界第4位ですが、気候風土が適していたのか、その濃厚なコクと甘み、芳醇な香りは世界一とも言われていて、事実、めっちゃ美味しい!



ゴディバなど世界の一流メーカーへも出荷しているケニア・ナッツ・カンパニーの原点であり一番人気のこのマカデミアナッツ、一袋50gで税込360円です。


食べ始めると止まりませんので、まとめ買いをオススメします(笑)

2012年12月15日土曜日

19日は「キャンドルナイト」!

当店のある長与町のおとなり時津町にある長崎外国語大学には、県下の大学で唯一のフェアトレード推進サークルがあります。


そのサークル「NEST」が、同じ学生たちや近隣の方々にフェアトレードを知ってもらうおうと企画し、今回で3回目を迎える「キャンドルナイト」が来週の水曜日、12月19日に同大学で開催されます。


17時45分、ちょうどあたりが暗くなった頃、電気を消した学生ラウンジに365個のロウソクの灯を点して、師走のあわただしさからしばし離れて友達や大切な人とゆっくり語り合おうという静かなイベントですが、ベリーダンスや長崎大学アカペラサークルによる歌などのパフォーマンスもアリ。

※画像はイメージです(笑)

当日はフェアトレード商品の展示・販売のために当店も参加いたします。


普段から学内でNESTの皆さんがフェアトレードの商品をいくつか販売しているそうですが、そちらをご存知の学生さんからも「フェアトレード製品って、こういうものもあるんだ?」と思ってもらえるように、ちょっと変わったものからオススメのものまでいろいろと持っていく予定。


365個のうち70個ほどは学食で使われた廃油からNESTのメンバーが手作りしたもので、その他のキャンドルもすべてエコ・キャンドルを用いるそうです。


この時期街にあふれている電気を使った人工的なイルミネーションよりも、きっと幻想的でぬくもりが感じられると思いますよ。


もちろんどなたでも無料で入場でき、フェアトレード商品の抽選なんかもありますので、ぜひお気軽にお越しください!

2012年12月10日月曜日

Born to be wild!

昨夜は長崎市浜の町にある「Ohana Cafe」で行われた長崎出身のロックバンド『横道坊主』のボーカルである中村義人さんのアコースティック・ソロライブに行ってきました!

いつもながら・・・カッケー!(笑)

横道坊主は来年で結成29年を迎えるグループで、ボクが知ったのは中学生の時、今からかれこれ25年ほど前でしょうか。



相手が逆らえないことをいいことにたかだか13~15歳の子どもに暴力をふるって平然としてる恥知らずな教師たちに怒りと軽蔑の感情しかもてず、欲望を満たすためにいくら金を使ったかを自慢し合うようなグロテスクな大人たちに、「くだらない」という言葉しか出てこなかったバブルの時代。



そんな世の中に対して、押さえつけられながらも必死に生きる者たちの気持ちを代弁しつつ、「お前らもただクサッてねぇで飛び出して、自分の目で足で何かを探しに行け!」と背中に強烈な蹴りを入れるような、そんな曲の数々が心に響きました。



義人さんの長崎でのソロライブは、このブログの記念すべき第一回でお伝えした、当店オープン直前の今年4月14日の夫婦川町「Motion」以来で、今回もいつものように力強さと優しさにあふれる素敵なステージでした。

お兄さん&大山健司さんとのセッションも最高!

フェアトレードを含む途上国支援や国際協力などに携わってる方の多くは「優しさ」「思いやり」「博愛」の精神からじゃないかなと思うのですが、ボクの場合は『こんな世界間違ってる!この豊かさの向こうで苦しんでる人がいることを知ってくれ!』という怒りや苛立ちがスタートライン。


義人さんのライブはボクにとって、そんな自分の原点を思い出す、貴重な時間です。



今後も、横道坊主&義人さんのライブの日に限っては閉店時間が早まることがありますので、あらかじめご了承ください(笑)

2012年12月9日日曜日

12月9日の営業時間のお知らせ

本日9日(日)は誠に勝手ながら所用により18時閉店とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。


19時より浜の町・Ohana Cafeにて開催される「所用」については後日こちらにアップさせていただく予定です(笑)

Get ready to Rock'n Roll!!

2012年12月6日木曜日

クリスマスマーケットも無事終了

昨日の5日(水)の定休日、長与の「風の森 まなび野」のイベントスペースで今日6日まで開かれているクリスマス・マーケットへ一日限定出店してきました!


こちらは、クリスマスにぴったりなドイツの伝統的な木の実のリースの販売&製作レッスンを中心に、ご贈答品にもオススメの「手作り燻製工房・薫助」さんの燻製各種の販売、師走の忙しい時期の手をいたわる「リラックスサロン彩桜」さんのアロマハンドマッサージなど、お父さんもお母さんもお子さんもそれぞれに楽しめるイベントです。


特に、福岡の木の実作家・宇都宮さんと長崎在住の穐山さんによる木の実リース&アレンジメントは、クリスマスを家族やお友達とお家で過される方の、その玄関やテーブルを飾りつけるのに最適な上品でキレイな作品ばかりでした。

こちらの他、ドアなどにかける本格的なリースもたくさん!

当店は、穐山さんと「彩桜」の成瀬さんのご厚意で急きょ参加が決まったのですが申し訳ないほど広くスペースをいただけ、リサイクルバッグ類やケニアの「African Lily」のレザー製品、ドーターズ・オブ・カンボジアのアクセサリーやエプロン、そしてクッキーやチョコや各種ティーバッグを販売させていただきました。

こちらは展示の一角。ケニアの製品が注目を集めてました!

ケニアの女性の手作りによるピアスを展示するために数日前に急いで作った自作ディスプレイ3号もめでたくデビュー(笑)。ピアスをかけるチェーンが2本渡してあります♪


今回も、当店をご存じないお客様に宣伝できるいい機会となりました。ご来場の皆様と出店者の皆様に感謝です!



今月のイベント参加は19日の長崎外国語大学での「キャンドル・ナイト」のみとなりました。こちらもまた日が近くなりましたら改めてご案内させていただきます。ロウソクの灯がお好きな方はぜひチェックを!

2012年12月4日火曜日

スイーツフェスタ無事終了

12月2日にシーボルト大学にて開催された町主催による「長与スイーツフェスタ」への出店が無事に終了しました。


天気も曇りがちではあったもののなんとかもってくれて、大勢のご来場がありました。当店は「燻製工房・薫助」さんと並んで入口近くに出店。


スペースとしてご用意いただいたテーブルも思ったより大きく、先日製作した自作ディスプレイ1号・2号ともに十分置くことができたので「コーヒーやチョコレート以外にもフェアトレードの商品っていろいろあるんですよ~」とアピールすべく、目一杯商品を並べました(笑)

ちょっと並べすぎたかな・・・(笑)

スイーツフェスタだけに、やはり皆さん甘いものに目がない方が多いのか、チョコレート各種が予想以上の大人気!試食をご用意していたマスコバド黒砂糖クッキーや有機コーヒー豆などもご好評をいただきました。


フェアトレードについてご説明差し上げたところ、「それじゃあ、このコーヒーを飲むたびに、作ってる人のためになってるんだなって思えて、気持ちよく飲めるわね」とおっしゃってコロンビア産コーヒー豆をお買い上げくださったお客様がいらしたのが印象的で、そしてとても嬉しかったです。


フェアトレードについてはすでにご存じの方から初めて聞いたという方まで様々でしたが、当店については「初めて知った」という方がほとんどでしたので(笑)、いいピーアールの場となりました。



お立ち寄りいただいたすべてのお客様と、貴重な機会をご提供してくださった長与町役場のご担当者様、関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました!



・・・おっと、忘れるところでした・・・ミックンのおじいちゃんであるレアキャラ(?)、はっさくを激写してきました!

ミックンより元気に動き回っていたはっさく(笑)

このあとちびっこたちに囲まれ、ヒゲをつかまれてました(笑)



さて、明日5日(水)はお店は定休日ですが「風の森 まなび野」のイベントホールで開催される「クリスマス・マーケット」に一日だけ出店いたします。またしても薫助さんと一緒に(笑)お待ちしております!

2012年11月29日木曜日

今度の日曜日!

いよいよ12月2日の日曜日、当店初の店外催事への参加となる「長与スイーツフェスタ」が長崎県立大学シーボルト校で開催されます~。


当日は一般公募のスイーツレシピのコンテストやお菓子作り体験などの様々なイベントに加え、「エーワン」さんや「サン・オノフレ」さん、「リトル・エンジェルズ」さん他、長与町内外の人気洋菓子店8店が勢ぞろい。


ご家族でお出かけになって、それぞれのお店さんのケーキの食べ比べをしてみるのも面白いかも知れませんね。


当店は会場入り口付近に、「雪の浦手作りハム」さん、「燻製工房・薫助」さんと並んで出店し、チョコレートやクッキー、ジャムなど、できるだけ『スイーツ』なものを中心に販売予定です(笑)


ちなみに当日の会場でボクが個人的に注目してるのが、チラシに載っていたこちら・・・


えっ・・・

・・・ミックンが「おじいちゃん」と来るそうです。なぜお父さんとかお母さんじゃなく、おじいちゃんと?(笑)


しかもなにこの「みなさんご存知の、」みたいな感じ(笑)家族がいたのも初耳なんですけども(笑)


・・・と思ったらなんと


ミックン、意外と大家族(笑)


しかし、なんでおじいちゃんとなんだろう・・・



※お店の方は店番を頼んでありますので当日も通常通り営業しております。

2012年11月24日土曜日

掲示板完成!

最近、少しずつですが、当店もイベントへ出店したり近隣地域の様々なお店さんと交流させていただいたりする機会が出てくるようになりました。


そこで、そういったイベントや他のお店さんをご紹介するための掲示板を作ってみました。

入口を入って右手の壁です

設置するスペースがそれほど広くとれないことと、あまりいろんなものを貼ってゴチャゴチャした感じにしたくなかったことがあり、40cm×90cmくらいのコンパクトサイズ。


それでもショップカードを置くスペースとハガキやA5サイズのチラシを置ける段、そしてピンを刺せるコルクボードの部分が分かれているので、ご覧いただきやすいかと思います。



ちなみに現在掲示してあるイベントとしましては・・・

・11月28日(水)に長与の居酒屋ながよ村さんの文字通りお隣にあるランチカフェ「OTONARI」での手作りパン教室&パン販売と雑貨の『ONE DAY MARKET』

・12月5・6日(水・木)、燻製工房「薫助」さんの燻製販売や「リラックスサロン彩桜」さんのアロマハンドマッサージ、そして当店も参加(5日のみ)する、まなび野・イベントホールでの『クリスマス・マーケット』

・12月1~9日に出島町の「List:」さんで開かれるオーダーメイド家具作家・早田聡さんの展示会のお知らせ

などがあります。



しかし・・・一番目立つように貼ってあるのはボクの個人的なオススメである12月9日(日)に浜の町の「Ohana Cafe」さんで行われる横道坊主のボーカル・中村義人さんのアコースティック・ソロライブのフライヤー(笑)


お問い合わせは当店ではなくOhana Cafeさんへお願いします(笑)


激しいロック・ナンバーから優しいラブソングまで、パンクロック魂と大きくて温かいハートで聴く人を魅了する義人さんのライブは最高ですよ!


というわけで、誠に勝手ながら当店は12月9日は都合により18時閉店とさせていただきますので、あらかじめご了承くださいませ・・・

2012年11月21日水曜日

駄菓子屋さん?

ネパールでハンドメイドされたフェルトのモコモコボールがついたヘアゴムを、以前から「なんだか飴玉みたいでかわいいなー」と思ってたんですが、先日ある雑貨屋さんで、このヘアゴムを陳列するのにピッタリの入れ物を発見!


色とりどり♪

どうでしょうか?写真ではちょっと分かりづらいですけど、6角形のガラスの入れ物で、口の部分が大きいのが特徴です。なんだか駄菓子屋さんで売ってるアメちゃんみたくないですか?


ボクが小・中学生の時によく寄り道していた駄菓子屋さんは、今はもうありません。昔懐かしいものが少しずつなくなっていくのは時代の移り変わりで仕方のないことですが、やっぱり少し寂しいですよね。


このガラスビンで、子どもの頃のことを思い出してもらえたりしたら、ちょっと嬉しいかも・・・。

2012年11月15日木曜日

こちらも来月・・・

12月2日(日)にシーボルト大学で開催される「長与スイーツフェスタ」の3日後の12月5日(水)に、そのシーボルト大学にほど近い『風の森 まなび野』で「クリスマス・マーケット」というイベントがあるのですが、当店はそちらにも出店いたします。



こちらはアロマハンドマッサージの「リラックスサロン彩桜(いおり)」さんや話題の手作り燻製工房「薫助」さん、押し花作家のMiyoko Irieさんの押し花作品販売、木の実を使ったリース作りレッスンなどがメインのイベントで5日6日の二日間開催ですが、当店は5日(水)のみの臨時出店。


スイーツフェスタではフェアトレード食品の販売が中心になる予定ですが、クリスマス・マーケットでは、アクセサリー・雑貨小物類を中心にしようと思っています。


・・・そこで、今度はアクセサリー用の店外催事用ディスプレイを作りました~


普段から店内で使おうかな・・・


これでもう、今後どんなイベントがあろうと即対応できる・・・?(笑)


まずまずイメージ通りにいい感じに出来たので、結局こちらもスイーツフェスタにも持っていこうかと思ってます(笑)

2012年11月10日土曜日

来月の話ですが

12月2日の日曜日、長崎県立大学シーボルト校にて長与町主催のイベント『長与スイーツフェスタ』が開催されるのですが、そちらの会場へ当店も出店させていただくことになりました~。


当日のメインイベントは長与町でとれる食材を使った一般公募レシピによるスイーツコンテストで、それにあわせて会場には長与町および近郊の人気洋菓子店8店が出店をされます。


 あ・・・もちろん当店は「人気洋菓子店」ではありませんので(笑)、長与町役場政策推進課のご厚意により、フェアトレードをより多くの方に知っていただく機会として会場の一角にひとテーブル、スペースを用意いただいた形です。



スイーツフェスタですので、イベント趣旨に合ったクッキーとチョコレートをメインに、フェアトレードの黒砂糖、はちみつ、ジャム、紅茶・コーヒー類を販売予定ですが、どさくさにまぎれて全然関係ないものをこっそり並べるかも知れません(笑)



これが当店初の店外販売になるのですが、実はこの3日後の12月5日にもこの会場であるシーボルト大の目の前の『風の森 まなびの』でのクリスマスイベントに出店するので、店外販売用の陳列棚が必要だな・・・と、今日、廃材で作っちゃいました。


ちょっと高さがありすぎるかな?(笑)

イベントの時は会議用の折りたたみテーブルが用意されることが多いので、やはり上に積み上げる棚があった方がいいかと思ったんですが、これじゃ高すぎて倒れるかも(笑)



長与スイーツフェスタではお菓子作り体験や縁日のような屋台もあるようですので、ご家族でぜひご来場ください!

2012年11月3日土曜日

古着・古本を募集中

facebookページと店頭ではすでに詳細をご案内していますが、この度当店ではNGO「わかちあいプロジェクト」さん、並びに公益社団法人「SVA シャンティ国際ボランティア会」さんの国際支援活動に協力させていただく形で、古着・古本(CD・ゲームソフト)の回収窓口となることにいたしました。


まず、古着支援ですが、こちらは「わかちあいプロジェクト」さんが1993年から続けている活動で、年に一度6月に、特に必要と思われる国・地域の人々へ古着を送る活動で、2013年は今年に引き続きタイにあるビルマ難民キャンプで苦しい生活を強いられている方々へ送られる予定です。


個人でもこの活動に参加・協力できるのですが、実務的な問題から「段ボール一箱で一口」「現地までの国際輸送費として一箱につき1500円の寄付と発送元への国内送料も負担」という条件があるため、「要らない服はあるけど段ボール一箱分にはならないし・・・」「捨てるよりは寄付した方がいいとは思うけど、それだけの額を負担する余裕はちょっと・・・」という方もいらっしゃると思います。


そこで、当店が一箱にまとめ、寄付にかかる費用は当店負担にて送ることにいたしますので、皆さんは1着からでもお気軽に、ご不要になりました衣類がございましたら当店へおもちいただくだけでけっこうです。


とは言え、当店も決していくらでも自腹を切れるほどの余裕がある訳ではありませんので(笑)、費用の一部とさせていただくために店頭に古着支援専用の募金箱(募金ビン?)を作りましたので、古着をお持ちでないお客様もこちらにご協力いただければ幸いです。


※募金は古着寄付の条件ではありませんので、古着だけでも募金だけでもどうぞ!

なお、必要とされておりますのはシャツ・ジャケット・ズボン・スカートなどの衣類のみで、下着・帽子・ネクタイ・くつ・くつ下・バッグ・ベルトなどは対象外ですのでよろしくお願いいたします。



本・CD・ゲームソフト等の寄付の受け付けは、「SVA」さんの国際協力に「ブックオフ」さんが協賛される『ブックエイド』という活動で、寄付いただいた本・CDなどをブックオフさんが通常買い取り価格に10%上乗せした額で買い取り、その現金がSVAさんを通じてタイ・カンボジア・ラオス・ビルマ・アフガニスタンの子どもたちへの教育支援に使われるというものです。


つまり、個人でブックオフさんに売って現金にしてから寄付するよりも10%多く役立てられるということですね!


こちらも個人での参加もできますし、発送費などはかからないのですが、やはり一口が段ボール一箱単位ですので、そこまでの量の古本・CDをお持ちでない方は1冊からでも当店へおもちいただければお預かりし、段ボール箱単位である程度まとまったら当店がSVAさんに連絡をして回収していただきます。


古紙回収とは異なりますので、新聞紙等ではなく、あくまでも『ブックオフで値段がつくようなもの』を基準におもちいただければと思います。全体で実際にいくらの寄付になったか(一冊ずつの買い取り価格明細は出ません)は後日ご連絡いただける予定です。


お家で眠っている不要な物をこの機会に役立ててみませんか?なお、衣類・本その他すべて、一度ご寄付いただいた品のご返却は承りかねますのであらかじめご了承ください。

2012年10月29日月曜日

「消費者」であるという責任

戦争映画・アクション映画にはよく、敵役として独裁者や町を牛耳る権力者が出てきますよね。あ、時代劇もそうかな?


彼らはたいてい豪勢なお屋敷に住み、ブランド品や宝石などの高級品で身を固め、食べきれないほどの豪華な食事を楽しむ贅沢三昧でこの世の春を謳歌してて、それに対して一般の国民や町の人々は食べるものにも困るほど貧しく、きつい労働をさせられ、どうすることもできないままただただ必死に生きている・・・



現実でも、かつてフィリピンの独裁者マルコスが失脚した際には宮殿にイメルダ夫人の1000足を超える高級靴が残されていたことが大きく報道されて話題になったことがありました。



また、極貧国だったザイール(現コンゴ民主共和国)を32年も独裁したモブツ大統領の超豪華な別荘の浴室には特大の香水の瓶がいくつも並び、中でも最も愛用されていたのがシャネルの『エゴイスト』だったという悪い冗談のような本当の話も。



こういった映画や現実の報道を見る時、ボクたちは「民衆をこんなに苦しめといて自分たちは贅沢三昧なんて、とんでもないヤツだ!」という義憤にかられ、彼らが倒された時には拍手喝采したい気分になりますよね。



でも、ちょっと待って。



カンボジアやバングラデシュ、パキスタンなどのアジアの途上国には、先進国で安くてオシャレともてはやされているファストファッションブランド各社の工場がたくさんありますが、中には賃金が生活に最低限必要な額の4分の1しか支払われていないところもあり、また、コスト削減による安全対策不備のため火災などのために全体で年間100人以上も死者が出ています。


また、あってもなくてもいいような機能を満載にした携帯電話やIT製品の新作の発表・発売に熱狂している人々がいる一方で、それらの機器に欠かせないレアメタルの採掘権を巡ってコンゴでは内戦・虐殺が続き、奴隷のように働かされている人たちがいます。


あげる方ももらう方も誰も喜ばない「義理チョコ」なんてものに数百億円が使われている時に、チョコレートの原料であるカカオの農園には西アフリカ地域だけで20万人を超える子どもたちが働き、推定ではその内の1割前後は近隣国から売られてきて賃金もなく労働させられていると言われています。


そして、世界の先進工業国が消費者段階で廃棄する食料1年間の総量2億2000万トンは、サハラ以南のアフリカで1年間に生産される食料の純生産量ととほぼ同じ・・・






これって・・・自分たちの欲が満たされればそれでいいかのように『豊かな生活』を送ることって、映画の中の悪役や独裁者と、何か違いがあるのかなぁ?。






もちろん、世界が等しく貧しくなればいいとも思いませんし、現実的に不可能だと思います。経済・文化・学問の発展は人間の欲求がなければあり得なかったでしょう。



でも、人間には欲と同時に、良心や感情があるはず。自分が買ったものはすべて、どこかで誰かが作ったものだということを考える想像力があるはずです。




「先進国の消費者」であるだけで、責任が伴っているとボクは思っています。

安いものを求め、そして使い捨てにすることがどういうことか考える責任。

自分たちが手にし、口にしているものはどこで誰が作ったものかを想像する責任。

考え、そして知った時に、どういうアクションを起こすか(それとも起こさないか)を選択する責任。



映画の中の悪役になるか、虐げられている人々のために行動を起こすヒーローになるか、それはボクたち次第ではないでしょうか。



ボクがもし子どもだったら、お父さん・お母さんは悪役じゃなくてヒーローの方が絶対いいなぁ。

2012年10月23日火曜日

10月20日で

おかげさまで、オープンから半年が経ちました。


日頃よりご愛顧いただいている皆様に、この場を借りて心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございます!


ボクのような小売販売という仕事は、「作る人」と「買う人」をつなぐだけの仕事。出来ることは少ないですが、一人でも多くの方に「フェアトレードの商品っていいよね」と感じていただけるような空間作りを心がけていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします。


月イチ発行のニュースレターもぜひご覧になってください


今後は、フェアトレード商品を通しての『お買い物による国際協力』だけではなく、国内のNGO・ボランティア団体の活動に協力する形で、途上国・難民への支援となる古着や古本の回収を行っていく予定です。


詳細など、また改めて店頭およびこちらのブログ、facebookページにて発表させていただきますので、こちらへのご協力もよろしくお願いいたします。

2012年10月19日金曜日

Kamay Krafts Coop初登場!

フィリピンのメトロマニラ(マニラ首都圏)の都市部スラムで暮らす貧困女性たちの経済的・精神的自立を目的として1991年に立ち上げられた生活協同組合『Kamay Krafts Coop』。


現在約300人にもなるメンバーが、ジュースやシャンプー、ケチャップなどの容器として使われたアルミニウムをリサイクルして様々な製品を手作りし、その収益を教育や職業訓練、経済的援助として分かち合い、お互いに支え合っています。


その製品がこちら。

カラフルで、見ているだけでなんだか明るい気もちになります

パッケージをそのままデザインに使っているものから細く裁断したのを編み込んで作ったものまで様々ですが、どれも素材のもつ光沢感とカラフルなところをうまく活かしてあり、意外な高級感があります。




そのデザインと作りの良さは現地のショップはもちろん欧米でも人気で、今年のEarth Day2012のエコ・ファッションショーでも好評を博し、ケソン市からその社会貢献が認められ表彰も受けました!



ミニショルダーバッグ2310円、小型ハンドバッグ1480円、大きめサイズのバッグ各種が3480円~3980円で、他にもワインボトルバッグやベルト、サンダル型キーホルダーなどいろいろと入荷していますので、ぜひ店頭でご覧ください。

2012年10月15日月曜日

ふわふわ動物ランド

先日のCHAからのシルクぬいぐるみの象さん・クマさん・ウサギさんに続き、また動物たちがやってきちゃいました(笑)。しかも今度は本場(?)野生の王国・アフリカから!



日本人女性・菊本照子さんが代表を務めるケニアのNGO「SCC:Save the Children Centre」が運営する現地の孤児院「マトマイニ・チルドレンズ・ホーム」の中にある職業訓練工房で作られたフェルトのぬいぐるみANIMALくんたちがこちら。


鼻も足も短すぎでしょ(笑)


孤児を生む最大の原因である周辺地域の貧困を少しずつでも改善していこうと、菊本さんらがシングルマザーを中心とする近隣スラムの女性たちとともに試行錯誤を重ねた末に誕生したこのかわいらしいカラフルなANIMALくんは現地の高級ホテルのみやげ物店でも人気だとか。



このなんともとぼけたキュートな姿でSCCを訪れる日本人ボランティアの女子たちのハートをがっちり掴んだANIMALくんたちは彼女たちを通じて日本でもすでに紹介されてはいたのですが、一人が一日に作れるのは2個ほどということもあり、知る人ぞ知るアイテムでした。



それがこの度、縁あって当店から長崎に初登場(たぶん)。



製造コスト節約のために刈り取られた羊の毛をそのままで仕入れ、自分たちで梳きや染めを行うところから作り始めるとても手間暇がかかったもので、一つ一つに作った女性の名前が書かれた紙がついています。



手に取るとふわふわで、心まで暖かくなってくるようです。今回は試験的な販売のため、種類・数ともに限られていて次回入荷は未定ですので、気になる方はぜひこの機会に。


象・キリン・シマウマ・サイの4種類で、一つ1500円~2100円です。



ちなみに「マトマイニ」とは現地の言葉で「希望」という意味だそうですよ。

2012年10月11日木曜日

絵本がお好きな方へ

昨日の定休日、長崎市大橋町にある絵本とおもちゃと雑貨のお店「にじいろのたね」さんへうかがいました。


こちらは、幼稚園の先生をされていたという女性オーナーさんがお一人でやってらっしゃるお店で、オーナーさんのお知り合いの方が当店にお客様としていらっしゃった時に「きっとお客さんの層が近いと思いますよ」と教えてくださいました。


そしてそのお客様が当店のショップカードとニュースレターを「にじいろのたね」さんへ持って行ってくださって、その後、実際にそれをご覧になった方のご来店もあったので、お礼を兼ねてご挨拶へ。



と言っても実は今回は二度目で、初めてうかがった後にオーナーさんが当店にも遊びに来てくださって、さらに後日オーナーさんのお友達もいらっしゃってくださったお礼と、前回忘れていた写真を撮るための再訪でした。


めばえちゃんが一冊一冊選んだこだわりの絵本たち

オーナーのめばえさん・・いや、めばえちゃん(と呼ぶ方が完全にしっくりきます 笑)は、いつも明るくてかわいい笑顔でふんわり優しい雰囲気のとても素敵な人なんですが、実は店内の棚などほとんど自分で作ったり森の中に泊まったりというアクティブでDIY女子な一面も!



その棚に並んだぬくもりあふれる木のおもちゃやオーガニック・コットンの品々、そして絵本はめずらしいものからベストセラーまでどれもめばえちゃんこだわりのセレクトで、小さいお子さんをおもちのママにおすすめですが、出産お祝いなどのプレゼント選びにもぴったり。


月に一度、めばえちゃんによる絵本の読み聞かせも行ってるそうですよ。

まずはぜひ、めばえちゃんの人柄がにじみ出てる「にじいろのたね」のブログをどうぞ。

http://blogs.yahoo.co.jp/kugi3eri4


お店は岩屋橋電停の近くの十八銀行大橋支店さんのお隣のビルの1F、火曜日定休(&ときどき不定休)の11:00~19:00です。ぜひ。

2012年10月6日土曜日

シーズン到来!

彼岸花もほとんど散って、朝晩も冷え込むようになり秋が深まるのを感じますね。


フェアトレードの商品の中にも秋が来たことを感じられるものがあるのですが、思い浮かぶものがありますでしょうか?


パッケージがとてもきれい。各1枚(100g)500円です

そう、気温・室温が高いと溶けてしまうので夏場は出荷されないフェアトレード・チョコレート!


当店では、昨シーズンと同じくイギリスの「Divine」社製のものと、第3世界ショップさんのスイス製のものを取り扱っていきますが、先日わかちあいプロジェクトさんからDivineのチョコレート各種が一足先に届きました~



1993年にイギリスのNPOの協力のもとで設立されたガーナのカカオ生産者組合「クァパ・ココ」は、組合員の経済的・社会的・政治的な地位向上や女性の意志決定への参加、環境に配慮した生産方法などを取り決めとすることで海外のフェアトレード団体から国際市場価格にプレミアム(奨励金)をプラスした金額でカカオを買い取ってもらうシステムを確立しました。



その後、プレミアムだけに頼ることのない事業展開を目指し1997年に「ザ・ボディショップ」の協力も得て、自分たちのカカオを使って製品化まで行う「Divine」を設立。組合が株式の45%を保有し、配当される収益をガーナの組合員やコミュニティに対する衛生環境改善・教育支援などに役立てています。



また、2000年の調査ではガーナを含む西アフリカのカカオ農園で25万人もの子供たちが労働をしているという実態が明らかになりましたが、クァパ・ココではメンバーに危険・有害・強制的な児童労働の禁止を義務付けています。



高品質なカカオでしか実現できない本格的で濃厚な味と香り、コクが楽しめる「Divine」、ビター好きにはたまらないカカオ85%のダークチョコやコーヒーミルクチョコ、ストロベリー入りホワイトチョコ、ジンジャー&オレンジなど新しいもの・珍しいものも入荷してますので、ぜひシーズン中にお楽しみください!



『あなたを笑顔にするそのチョコレートは、作っている人たちも笑顔だろうか?』

Divineなら、答えは『Yes』です。

2012年9月30日日曜日

ぬいぐるみ到着

カンボジアの障害者自立支援NGO「CHA」より、ようやくぬいぐるみの追加入荷がありました~

新登場のクマさんとウサギさん。象さんよりだいぶシンプル(笑)

素朴だけどていねいにつくられていて、シルクの上品さとかわいらしさを兼ね備えた「幸せを呼ぶ象さん」がボクの予想以上のご好評をいただいたので、5月末に追加で発注をしていました。



ところが6月にCHAがそれまで長年店舗兼作業場として使ってきた借家から大家さんの都合によって立ち退くように言われ、責任者のキムタさんは引っ越し先の選定・交渉、そして資金繰りなどに奔走することに。



日本の支援者による緊急募金なども功を奏して引っ越しはなんとか無事に終わったものの、商品企画の責任者タイリーさんのお母さんが重い病気にかかってしまうなど、CHAにはその後もしばらく困難な状況が続いたので、出来上がりまで時間がかかってしまったようです。



もちろん、こちらからは急かすことはなくCHAが落ち着いて作業できるまで待っていたのですが、象さんの再入荷をずっとお待ちいただいていたお客様も皆さん状況をご理解くださり、とてもありがたかったです。


通常サイズより小さめに作ってもらった当店別注のクマさんと、CHAのカタログの写真とかなり違った微妙な仕上がりになったぶさカワイイ・・・いや、ゆるカワイイ(笑)うさぎさんも新入荷。


ウサギなのかネズミなのか座布団なのか・・・(笑)

幸せを呼ぶ象さんが1260円、クマさん1500円、ウサギさん980円です。贈り物にもぜひ。

2012年9月27日木曜日

The Lady

ようやく長崎でも公開された「The Lady アウンサンスーチー/ひき裂かれた愛」を観てきました!


ノーベル平和賞受賞者として知らない人はないビルマ民主化運動のシンボルでありながら、計15年にも及ぶ自宅軟禁生活を強いられたスーチーさんと、遠く離れていても同じ夢を胸にお互いが心の支えとなったイギリス人の夫と二人の息子の絆を描いた作品です。


ミシェール・ヨー、一世一代の当たり役!

あの優しい微笑みと凛とした姿の裏には、愛する人の死に目に立ち会うことも許されなかった一人の女性としての苦悩があったんですね・・・



あくまでも家族、特に夫婦に愛に焦点を当てているのでややメロドラマっぽい感じが強いのは否めませんが、多様な山岳民族を訪ね歩くシーンの美しさや、銃を向ける政府軍に毅然と立ちふさがる命がけの行動など、印象的なシーンがたくさんある素適な映画でした。



何よりも、スーチーさんを演じたミシェール・ヨーの演技が素晴らしい!

さすがに自身が企画しただけのことはあって、ビルマ語をマスターしスーチーさんの仕草まで研究、10kgの減量で臨んだというその名演は、時折スーチーさん本人に見えるほど。



「ニキータ」「レオン」のリュック・ベッソン監督と“香港の志穂美悦子”ことあのミシェール・キング(ヨー)のタッグということで、女暗殺者が政府軍をバッタバッタと倒していく映画だったらどうしようという一抹の不安は杞憂に終わりました(笑)。



長崎では2週間だけの上映で明日28日で終了ですが、劇場へ行けない方もDVDなどが出ましたらぜひご覧になってみてください。

2012年9月22日土曜日

パレスチナのオリーブ

当店の商品の中で、食にこだわりをおもちのお客様にご好評で、オリーブ好きのボク個人的にもオススメのモノがパレスチナ自治区の生産者組合“カナン CANAAN FAIR TRADE”の有機栽培のオリーブオイルとオリーブ漬けです。

有機JAS認証も取得しています

イスラエルの建国強硬により長年住み慣れた地を追われ、以来現在まで「自治区」という名の理不尽な『陸の孤島』での生活を強いられているパレスチナの人々の生活はイスラエルから更に様々な制約・迫害を受け続けています。



特に、土地や水源といった資源の利用法・利用量そのもののから、農作物等の輸出入まで、日々の生活に直結する経済活動の制限は、パレスチナ自治区が完全にイスラエルの占領下にあることを物語っており、調査によると1日を1ドル以下で生活する貧困層が全体の人口の半数を超えているとのこと。



そんな不条理で過酷な生活環境のもとで、屈することなく前向きに、実践的に自分たちの生活を守り改善するため、有機栽培の高品質な農産物を作り世界にアピールしていこうと結成された小規模生産者の組合が“CANAAN FAIR TRADE”です。



2009年に国際フェアトレードラベル機構からオリーブとして世界初となるフェアトレード認証を取得した各種製品のクオリティは早くも世界中で知られるようになり、その収益からの奨学金やマイクロローンによって組合員やその家族にとどまらず多くのパレスチナの人々の生活向上に大きな実績をあげています。



オリーブオイルは500mlで1,500円、種ありオリーブの塩水漬けは200gで550円です。芳醇な香りと濃厚かつさわやかな味わいのパレスチナ産オリーブ、ぜひぜひ一度お試しください!

2012年9月17日月曜日

HOUSE OF HOPE

シャンティ国際ボランティア会さんのフェアトレード・クラフト販売部門“クラフトエイド”を通じて、タイにある孤児院「希望の家」のシルバー・ストラップを入荷しました。



男性でも女性でもお使いになれるデザインです


「希望の家」についてボクはこのクラフトエイドで初めて知ったんですが、主にHIVや麻薬によって両親が亡くなったタイの山岳民族の子供たちが共同生活をし、勉強や自立するための様々なスキルを学んでいく養護施設で、チェンマイの郊外にあるそうです。



1997年に大森絹子さんという日本人女性が友人であるタイ人のご夫婦とともに立ち上げられたそうなのですが、大森さんは2001年に48歳という若さで病気で亡くなられ、その後は大森さんのお姉様を中心に、現地NGOおよび日本の「支える会」によって運営されています。



寄付にだけ頼らないように、そして自立の訓練の意味も含めて、子供たちが手作りするクラフトからは、不思議な温かさを感じます。


以前ご紹介して現在も販売中の「木製おばけキーホルダー」は男の子たちが作っていましたが、こちらのストラップは女の子たちのお仕事。ヒモは麻らしいのですが、蝋びきした革ヒモのような質感で、シルバーのいぶし銀な感じとマッチしてます。


「蝶」と「葉っぱ」の2種類で、ひとつ500円です。ボクは蝶を買ってつけました(笑)


「希望の家」についてもっとお知りになりたい方はこちらをどうぞ。
http://www.sunnyside.jp/kibounoie/index.html


P.S.今も外は雨と風・・・台風16号、風の強さは今年一番だったかも知れませんね。入口の鉢植えが倒れて割れてしまいました~ショック!

2012年9月12日水曜日

「燻製工房 熏助」さん

本日水曜日は定休日。


先週の定休日に初めておじゃました、当店と同じ長与町にある手作り燻製工房・熏助さんにあらためて行ってきました。



気さくなオーナーさんがお一人でじっくり手間暇かけて作る燻製はどれも美味しくて、7月にオープンしたばかりなのに、すでに五島や長崎市内の県産品販売所にも並んでいるほど。


燻製の定番であるチーズやゆで卵に加えて、シシャモやホタテなどもあり、そして特にボクが個人的にオススメなのは大村湾で獲れた牡蠣の燻製のオイル漬け。


人気の椿油漬けの方は売り切れでした~


オリーブオイルのものと五島特産の椿油を使ったものがあり、どちらも濃厚でとってもいい香り。そのままでお酒の肴にもいいですし、タカノツメとローリエが効いていているオイルごとちょっと贅沢にパスタにあえるのもいいと思います。



海水浴&バーベキューの隠れた名所・潮井崎公園のそばの高台にあって眺めは最高、テラスで海を眺めながら試食ができるのもポイント。


作業場も見学させてもらいました。ハンドメイド(!)の燻製マシーン

同じ町で同じ年にオープン、そして一人でやってらっしゃるところなど、共通点があってなんだか親近感が(勝手に 笑)湧いてきます。



オーナーさんとお話して、「作り手の顔や気もちが思い浮かんでくる」、そんな魅力のある手作りのもので地域の活性化の手伝いができれば、という気もちも共通しているように感じました。



ご興味をもたれた方は、まずはこちらをぜひ。
http://locoplace.jp/t000272204/

2012年9月8日土曜日

ナイシムさん一家

当店で扱っている商品のうち、カンボジアで作られている商品は全て当店が直輸入して販売しています。


初めてカンボジアへ行き、丸一ヶ月滞在し、現地の方はもちろん在住の日本人の方々や欧米からのボランティアの人たちを日替わりのように訪ね、時には1週間前後行動を共にしたり孤児院に寝泊まりし、現地の実情を学び感じ取るとともに、NGOや個人の生産者の方の情報を収集したのが昨年の春。



その後約1年かけて開店の準備を行い、オープンのめどが立った今年の2月に再びカンボジアへ渡り、日本からやり取りをしていた現地の方の情報なども元にして限られた時間の中で様々な生産者団体を訪問しました。




製品の品質を確認するのはもちろん、活動の趣旨や実績、設立の経緯などもうかがい作っている現場も見せていただいたNGOや個人の方の製品の中から、ぜひ日本に紹介したいと思ったもの、かつ当店のコンセプトや雰囲気に合うものをセレクト。



それが現在店頭で販売している「ドーターズ・オブ・カンボジア」「ジャスティーズ」「リハブ・クラフト」「CHA」「ヘン・ナイシム」の商品なのですが、この中で唯一NGOではない一般の(?)生産者の方が、家族みんなで昔ながらの手機織りを続けているヘン・ナイシムさんのご一家。



生まれ育った土地をクメール・ルージュによって追われ、ポル・ポト時代の終焉後に結婚し5人の子宝に恵まれたもののご主人を病気で亡くして女手一つで必死に働いて機織りを始めたお母さんのソックアンさんを支える長女ナイシムさんと妹弟たちとはちょっとした偶然から出会いました。



夕陽の中で糸を巻くお母さんのソックアンさん


苦労してきたお母さんのために姉弟が力を合わせている姿と、決して裕福ではないにもかかわらず村で獲れる果物と明るい笑顔で歓迎してくれた気もちに感動し、障害や病気を抱えていたり通学や食事もままならないほどの貧困にある訳ではないご家族ですが、「知り合ったのも何かの縁、少しでも力になれたら」と思いました。


笑顔が素敵なしっかり者の長女ナイシムさん

 
もちろん、当店で取り扱うことを決めたのは、ナイシムさん一家が作るコットンやシルクの手織りのスカーフのデザインや品質が良く、日本でも十分に人気が出そうだったからでもあるのは言うまでもありませんよね。言っちゃったけど(笑)


一番熟練?のナイシムさんの叔母さん

フェアトレード認証などは受けてはいませんが、認証された生産者だけがフェアトレードだと思われていたり、実際に認証を受けた商品しかフェアトレード商品として取り扱わないお店があったりすることがフェアトレードの一つの課題だと感じていますので、ナイシムさんの製品はその課題への当店なりの独自の取り組みの一つでもあります。



次に訪ねることができるのはいつになるか分かりませんが、きっと変わらない笑顔で、そして少し良くなった暮らしで歓迎してくれるナイシムさん一家とまた会えることを楽しみにしています。

2012年9月3日月曜日

夏も終わり

日が落ちるのが早くなってきて、少しずつ秋が深まっていく感じがしますね。不思議なもので、夕暮れもなんとなくさみしげな色に見えてきたり。


今、夕方のだいたい5時半前後のほんの短い間だけ見える、店内入口の壁の「模様」がちょっといい感じだったので写真に撮ってみました・・・


じっと見ていると、どんどん日が沈んでいくのが分ります


ガラスにカッティングシートを貼った時には、こういう効果はまったく想像していなかったので、発見した時はなんか嬉しかったです(笑)



と言っても実は、普段はここの壁にはブリキのレターラックをかけてるので、それと重なっちゃうんですけどね・・・写真でいつでも見られるように残しときたいので、近々この写真をベースに当店のfacebookページのカバー写真を作ろうかなと思ってます。



以前から作るつもりではいたんですが、今までなかなかいい写真がなくてずっと作ってなかったので。


いつになるか分かりませんが、facebookもご覧いただいている方は、ぜひその辺りもお楽しみに!

2012年8月28日火曜日

手すき紙と押し花のカード

リゾート地として海外から多くの観光客が訪れる華やかな一面の裏に、“スモーキーマウンテン”と呼ばれる巨大なゴミの山とそこでゴミを拾う子どもを中心としたスカベンジャーに象徴される貧困の問題を抱えるフィリピン。



その経済の発展や人々の生活の安定を妨げる要因の一つとして現在も活動を続ける共産ゲリラやイスラム系組織と政府との紛争があり、特に戦闘地域となりやすい山岳地帯に暮らす人々は田畑を放棄して住み慣れた土地を去らざるを得ないケースも。




当店では、今から25年ほど前にやはり紛争の影響で山を降りざるを得なかったミンダナオ島北部の山地にすむ人々が新たな生活の糧を得るために大量に自生するコゴンという草を原料に手すき紙を作り始めたのをルーツとするローカル・フェアトレード企業「Salay Handmade Paper Industries Inc.(SHAPII)」の製品を取り扱っています。


それがこちら。

サイズは約10×10cm

ていねいに手作業ですいた味わいとぬくもりのある紙に、本物の押し花をつかった細かいデザインをほどこしていて、とってもかわいいですよ。



「Congratulations」「Happy Birthday」「Thank you」など、いろんなシーンで使っていただけるように種類も豊富、中でも赤ちゃんが眠ってる姿をあしらったカードは出産お祝いのメッセージにピッタリ。




小さなグループから始まり、今や300人以上の人たちが働き収入を得る場所となっているSHAPII。天然の素材を原料にしながらも決して環境を破壊しない生産工程・方法を守って作られる手作りのカードで、大切な人にメッセージを伝えてみませんか?



正方形の封筒と二つ折のカードのセットでお値段は262円です。

2012年8月23日木曜日

JUSTEES追加入荷アリ

制服・ユニフォームがその人の所属を表す例を挙げるまでもなく、服装・ファッションというのは、他人がその人を「どんな人間か」を判断する一つの材料にもなりますよね。


逆に言うと、他の人に「自分はこういう人間です」とアピールをする手段にもなるもの。


その中でも特に、60~70年代のアメリカを中心としたカウンターカルチャーの流れの中で、文字でダイレクトに自分の主義主張を言葉にし周囲の人間に訴えかける手段として確立された『Tシャツ』は、着る人の人間性やアイデンティティをもっとも端的に、かつ手軽に表せるファッションなんじゃないかな、とボクは思います。


ロックTっぽいものからかわいいものまで、全10タイプ以上!

とまあ、そんなに大げさに考えなくても、やっぱりTシャツはカッコいいもの、かわいくてオシャレなもの、そして、つづりや文法が間違ってるヘンな英語が書かれていないものを着たいですよね(笑)



かつて薬物依存症だったストリート・チルドレンの少年たちにシルクスクリーンプリントの仕事を用意し、フェアな賃金と社会生活の訓練によってリハビリ後の人生の再スタートを支援するプノンペンのTシャツ工房「ジャスティーズ」は、様々なメッセージをスタイリッシュなデザインに仕上げています。



そのメッセージの内容はガンジー、アウンサンスーチー、U2のボノらの言葉や聖書の一節を引用したものからオリジナルのものまで様々ですが、どれも不公平な社会への怒りや浪費が過ぎる現代人への戒め、思いやりの大切さなど、常に忘れないでいたい深イイものばかり。



例えば・・

今から100年近くも前にすでに消費社会を嘆き、資源を大切にしようと訴えていたマハトマ・ガンジーの言葉、"Earth provides enough to satisfy everyone's need, but not everyone's GREED."「地球は全人類に必要なだけのものを十分供給できるが、人類の欲望を満たすには足りない」


ホロコースト研究家ヤフダ・バウアー氏の"thou shalt not be a victim, thou shalt not be a perpetrator, but above all, thou shalt not be a bystander."「被害者になることなかれ。加害者になることなかれ。しかし何よりも、傍観者になることなかれ」


アウンサンスーチーさんが権力者を憐れみ、同じ暴力と腐敗の道をたどることなく民主化を求めて行こうと説いた"It is not  POWER that corrupts but FEAR. Fear of losing power, and fear of the scourge of power."「人々を堕落・腐敗させるのは権力ではなく恐れです。権力を失い、そして次の権力から復讐されることへの恐怖なのです」

などなど。



日本でジャスティーズのTシャツが買えるのは当店だけです!1枚2,480円。ぜひ店頭でご覧ください。

2012年8月18日土曜日

カンボジアから着荷

Daughters of Cambodiaから人気のため完売していた商品と新作商品が、そして今回初めて姉妹団体Sons of Cambodiaからの商品が入荷いたしました。


ドーターズからは、ドーターズと出会ったことでそれまでの奴隷のような絶望の日々から抜け出せた喜び、人生に夢を持てる幸せを実際のスタッフの言葉でつづった英文がプリントされた『Since I came to work at Daughters...』のTシャツのブラック、ホワイト、そして新色のグレー。



また、これまでシックな色合いが多かった草木染めコットンエプロンに赤や水色など明るいカラーが登場しました。また、コットンのナチュラルなカラーにロゴやメッセージがプリントされたエコバッグもとってもオシャレです。


シュシュにも新色が加わりました!

Tシャツは¥2,480、エコバッグ¥1,050、エプロン¥3,360~となっています。




そして、サンズ・オブ・カンボジア。


こちらは貧困や差別によって性産業に従事せざるを得なかった"レディボーイ"(日本で言うところのニューハーフとほぼ同義)と呼ばれる男性たちを対象として支援するNGOで、ドーターズの製品がほとんどレディスであるのに対して、サンズはメンズ担当といったところ。



ドーターズより規模は小さいのでまだラインナップも少なく、ボクも実物を見ないでの発注でしたので、今回はTシャツ2種とハンドメイドの木製フック3種をサンプル的な感じで取り寄せてみました。


"DREAM"スカーフはドーターズの新作で、グレーもあります

Tシャツは『囚われの身から自由へ』『絶望の中でも希望は捨てずに』というメッセージをストレートかつスタイリッシュにデザイン化してあり、センスの高さを感じます。


フックの方はシンプルにハートのモチーフやLOVEの文字を彫り込んであり、シャビーに仕上げてあって使いやすそう。


こちらもTシャツは¥2,480、フックは¥1,050~¥1,680です。




どれも日本では当店でしか販売していない(はず)のレアアイテム。

オシャレをすることで困難な状況にある人たちへの支援になるなんて、素適じゃないですか?

2012年8月16日木曜日

長崎ならでは

終戦記念日の8月15日は、長崎は「精霊(しょうろう)流し」の日。



初盆を迎える故人を偲びながら、形も飾りもお祭りの山車を思わせる車輪付きの精霊船(しょうろうぶね)を海辺まで曳いて行く行事ですが、道中絶え間ないほどの勢いで爆竹を鳴らすことで知られていますね。



今年は大叔父の初盆で、15日は水曜日でちょうど定休日だったこともあり、ボクも初めて精霊船を曳かせてもらいました。



これまで精霊流しを見物していた時はのんびりと曳かれて行ってる印象だったんですが、実際にやってみるとけっこう早かった・・・



爆竹係を買って出たものの、どんどん進んで行くし横は普通に車が走ってるし、沿道には人も多いし、どこにどのタイミングで投げたらよいかイマイチつかめず、上手く派手に鳴らせなくてなんだか申し訳なかったです・・・



港の広場が終着点


最後は港の集積所に安置して終了。地域によっては、あえてその場で取り壊し、それを見届けるまでが精霊流し、というところもあるそうです。


地元の行事、特に地域独特のものに参加するのは、人と人との繋がりや歴史を感じられて、いいものですね。



長崎のお盆のにおいは、火薬のにおいです!(笑)

2012年8月13日月曜日

アフター

と言ってもまだ途中なんですが・・・カンボジアからの商品の入荷などでバタバタしてしまって完成まで少しかかりそうなので、とりあえず経過報告を・・・


前回の写真の状態から、当日の閉店後に作業を始めて昨日の段階でこんな感じになってます。


ようやく照明がつけられました~

まず壁をペンキで白く塗り、翌日には乾いていたので杉板の固定を開始。


日中とは言え近所迷惑にならないようにコンクリートドリルの作業時間を最小限にとどめつつ、一枚につき4本のコンクリート用ネジで固定。けっこうしっかりとまるんですよねこれ。



こちらの壁には以前看板灯が設置されていたので電源はきていました。それを活かして、この日のために買っておいたフィッシャーマンズライトを取り付け。



もともとはピッカピカのシルバーだったので、入口天井のランプと合わせるためにあえてグレーっぽくエイジング塗装をしたのがちょっとしたこだわりです。まぁ、写真ではお分かりづらいと思いますけど(笑)




今のところイメージ通りに進んでまして、あとは同じようにななめにカットした板を3枚追加して完成の予定です。板を張っておけば、今後、掲示板なんかを設置するのに釘やネジが使えるから楽なんですよね。



この壁をどのように活用するかはまたこれから考えますが、とりあえず、いい感じになってきると思います。




お盆も通常通り、水曜の定休日以外は営業していますので、どうぞご近所お誘い合わせの上ご来店ください!


ネパールの本格スパイスを使ったクッキー、めっちゃ美味しいですよ~。

2012年8月9日木曜日

ビフォー

入口横の壁をちょっと改装しようと思いまして、記録として改装前の現状写真を撮ってみました。



けっこう雰囲気変わると思います・・・うまくいけば(笑)


もともと赤レンガ色は好きだったので外の壁は一面をそのまま残していたんですが、この度、店内と同じように白く塗ることにしました。



照明の取りつけと、今後看板などを設置する際のベースとするために木の板を張り付けるデザインを施すことにしたのですが、板の色とレンガの色はちょっとバランスが悪いんですよね・・・



そこで、店内の柱と同じように、まず壁を白く塗った上で板を取り付けることにしました。床面は白いとすぐに汚れるので、とりあえずこのままで。



作業できるのは開店前と閉店後になるのでいつ出来上がるか分かりませんが、なるべく早く完成させたいと思います。





・・・話は変わりますが、昨日の定休日に映画「ダークナイト・ライジング」を観てきました。バットマンのシリーズは監督によって世界観が大きく変わるのが一つの見どころですが、ボクはこのC・ノーラン監督版が一番好きですね。



緻密に計算された「インセプション」と違ってけっこうザックリしたベタな展開でしたけど(笑)、スーツやモービルのデザインのカッコよさもあって、なかなか面白かったです。



次回は「プロメテウス」を観る予定です。楽しみ~。

2012年8月5日日曜日

クッキー&ケーキ

毎日暑い日が続きますね。皆様に、この場を借りて暑中お見舞い申し上げます。


乳化剤や保存料などを使用していないフェアトレードのチョコレートは暑さに弱く夏期は出荷がないため、しばらく店頭のお菓子の種類が少なくなっていましたが、昨日から新しくネパリ・バザーロさんのクッキー&ケーキを販売開始しました。


注※ お店では実際には直射日光が当たらないよう陳列しています


ネパールで有機栽培されたコーヒーや紅茶、オレンジピールと国産小麦粉を使い、日本国内の授産施設でていねいに焼き上げられたさくさくクッキーとふわふわケーキです。



クッキーは卵不使用で卵アレルギーのお子様でも安心です。ケーキは卵を使いますが、愛知県の有機農場「とりのさと農園」さんでのびのび育った鶏の健康な卵でとっても美味しいです。






ケーキはオレンジ味とコーヒー味があり1つ¥441、クッキーは同じオレンジ、コーヒーに加えてシナモン、ジンジャー、レモンティーの5種類があり80g入りで¥346です。


フェアトレードのコーヒーor紅茶と一緒にフェアトレードのお菓子でのんびりひと息つきながら、生産者の方々が暮らす遠い異国に思いを馳せてみるのはいかがですか?





また、ネパールの職人さんの手作りによるシルバーのブローチやトンボ玉ネックレスも入荷しましたので、ご来店の際はぜひご一緒にご覧ください。

2012年8月3日金曜日

ファーストフラッシュ2012

フリーライターの三浦史子さんが、おそらくこれ以上はないと思われるほどに中立的な視点でフェアトレードについてレポートをされた「フェアトレードを探しに」(スリーエーネットワーク)という本があります。



ボクがもし、「フェアトレードってどういうものだろう?」とご興味をもたれた方に関連の書籍を1冊だけお勧めするとしたら迷わずこの本を紹介したいとても参考になる本なのですが、その冒頭で、三浦さんが当店でも取り扱わせていただいている「わかちあいプロジェクト」さんの有機ダージリン紅茶の『ファーストフラッシュ』を飲む場面があります。


その時に表現されたひと言が・・・


『これが紅茶だとすると、今まで飲んでいたものは何だったんだ?』



色がもはや「紅」茶じゃありません。


ファーストフラッシュとは、その年の春に摘まれた茶葉のこと。


語感から、日本で言うところの「一番茶」をイメージさせますが、一番茶がその年の最初に収穫されたものだけを指すのに対して、ファーストフラッシュは「最初の収穫期」に摘まれたものという意味です。



とは言え、もちろんその収穫期は短く貴重な茶葉で、新鮮な新芽にしかないそのさわやかな香りを楽しめるように発酵もほとんど行わないため、清々しいマスカットフレーバーと渋みのまったくない独特の甘み、そして紅茶とは思えない上品で美しいイエローの見た目を楽しむことができます。



ヒマラヤの麓の大自然が育む贅沢な有機栽培ダージリン。


中でもわかちあいプロジェクトさんのファーストフラッシュはFTGFOP1(Fine Tippy Golden Flowery Orange Pekoe 1)という最上級グレード。




一般的には、比較的安いお店でも100g2000円はくだらないプレミアム紅茶ですが、そこはフェアトレード・ラベル・ジャパンの創立者でもある松木牧師の心意気(というか、商売っ気のなさ? 笑)、100gで税込1300円です。


生涯一度も飲まずにおくのは本当に惜しいファーストフラッシュ、ぜひお試しください。ただしやはり限定生産品となりますので売り切れ御免で!

2012年7月29日日曜日

オリンピック開幕!

環境にやさしい、史上初の“グリーン・オリンピック”を標榜するロンドン・オリンピックが開幕しましたね。



メインスタジアムの屋根の素材には不要になったガス管を使用、会場や周辺道路には産業廃棄物を再利用した低炭素コンクリートを使い、また、今大会のために作られた選手村の建物は閉会後には一般住宅として使えるように設計されているそうです。




そして、フェアトレード。


イギリスは国民のフェアトレード認知度が80%を越えるとも言われるフェアトレード先進国の一つですが、今回のオリンピックでは全ての会場で提供されるコーヒー、紅茶、ワイン、バナナ、オレンジ、チョコレート、砂糖はフェアトレードのものだけを使用するという徹底ぶり。


一部の大企業だけの独占的なスポンサーシップにNOと言ったそのフェアな精神はまさにフェアプレーなスポーツの祭典にふさわしいですね。





ボクはスポーツには疎いのですが、今回はそんな「フェアトレード押し」の大会であることに加えて、演出が映画「トレイン・スポッティング」「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督ということで、人生で初めてオリンピックの開会式の中継というのを見ました。


いやー、田園風景から産業革命、そして現代へ、とイギリスの歴史を圧倒的なスケールと躍動感で魅せたパフォーマンスはまさにエンターテインメント!


特に、巨大な燃えるリングが空中で五輪を作り上げたのには圧倒されました。小さな聖火が集まって一つになるのも素晴らしかったですね。


このオリンピックをきっかけにフェアトレードを知り、興味をもつかたが一人でも増えることに期待しています。

2012年7月24日火曜日

Bag it !

先週NHK-BSで4夜連続放送された海外ドキュメンタリー「消費社会はどこへ?」、ご覧になりましたか?


4回とも、大企業による持続可能性を無視した利益追及の姿勢に怒りが湧いたり、自分たちが暮らす先進国の消費社会のツケが全く無関係な途上国の人々にまわっていることに悲しくなったり、非常に複雑な気持ちになる内容でしたが、日々の暮らしを改めて見つめ直すきっかけになるいい番組でした。




その中で、レジ袋と使い捨てプラスチック製品についての考察だった第3回目の「脱・使い捨てプラスチック宣言」で取り扱われていた「レジ袋削減」については当店も協力できるのではないかと思い、こちらに少し内容をご紹介します。




番組によると、現在世界中で年間約5千億枚のポリエチレン(プラスチック)製レジ袋が使われているそうなんですが、もちろんこれは、枯渇が懸念されている石油・天然ガスといった化石燃料から作られています。


プラスチック業界からは、紙バッグを使うと森林伐採につながる、という指摘がありますが、レジ袋は土に還ることもなければ生き物が誤嚥した場合に消化・分解することもないという点が大きく異なります。


また、使用済みのレジ袋はレジ袋の原料としてリサイクルできるという主張もありますが、そのためには汚れなどをキレイに落とす必要があり、そういった分別・洗浄の作業は発展途上国に回され、ゴミの中で不衛生で危険な作業をせざるを得ない人々の健康は顧みられていません。




このようなことから、すでに欧米諸国だけではなくアフリカやアジアの小国、そして中国でも禁止されている薄型レジ袋が、なぜ日本では『野放し』なのか不思議でなりません。


いや、次の世代ことなんか何も考えず既得権益にしがみつく企業と政府・政治家、そして過剰な便利さに慣れきってしまった多くの日本人の現実を考えると、むしろまったく不思議ではないと言えるかもしれませんね・・・残念ですが。




当店では商品をお渡しする際に紙袋のみを使用していますが、プラスチック製であれ紙製であれ、一番いいのは使い捨てを少しでも減らし「資源を大切に使う」ことだと思います。



ボクは普段、左下の「ch」のをマイバッグとして使っています


当店には環境にやさしいジュート製や綿のもの、そして既にそれ自体がリサイクル製品であるカンボジア製のエコバッグなど、マイバッグに最適なお手頃価格のバッグをいろいろとご用意してます。



8月にはDAUGHTERS OF CAMBODIAからも綿のバッグが届く予定。



一人が1枚減らせば日本だけで1億枚以上減らせる訳ですから、マイバッグ、ご一緒にもっともっと意識して使っていきませんか?

2012年7月22日日曜日

書きなおし

今日は久しぶりに一日雨が降りそうにないので、お客様がいない時間を使って店の前の駐車スペースの文字を書きなおしました。



1ヶ月くらい前から薄くなってきているなーとは思ってたんですが、定休日には他にやることがいろいろとあって、仕方ないから営業中にやるか、とは思ったもののここのところ雨の日続きでずっと手をつけられずにいたので。



日曜日はおかげさまでお客様が少ないので(笑)、午前中に急いで作業して、とりあえず1台分だけ終わらせました。



上が型紙です


ラインの部分はコンクリート用のペンキをローラーでまっすぐ塗って、文字の部分は文字をくりぬいた厚紙を置いて、上からスプレーするだけ。



型紙が、3か月前に使って以来物置きに放置していたせいでちょっと反っていて、少し浮いてしまったので以前より文字がにじんだ感じになってしまいましたが、ま、読めるからいいでしょう。



消えにくいように前回より濃い目に塗ったので乾くのに時間がかかりそうなのに、なんかちょっと曇ってきたんですけど(笑)


雨が降らないことをいのりつつ、外は暑かったのでしばし休憩します・・・。

2012年7月19日木曜日

ブーゲンビリア


先日、関東に住む友人の出産お祝いにちょっとしたフェアトレード商品の詰め合わせを送ったんですが、お返しに立派なお花をいただきました。



花言葉は「情熱」


ほんのりピンクがグラデーションで入ってる白いブーゲンビリア。



こちらはほんの気もち程度のものしか贈ってないのになんだか恐縮してしまいますが、友達というのはありがたいですね。




生まれた赤ちゃんの名前は「来美(くるみ)ちゃん」。


来美ちゃんの世代が大きくなってボクたちの世代から地球を引き継ぐ時、自然環境や生活環境、社会問題をけっして今よりも悪化させて引き渡す訳にはいきません。





これからも、よりフェアでエコな世界を目指してがんばるぞ、とブーゲンビリアの花を前に改めて気合いを入れました。




ブーゲンビリアのもう一つの花言葉は・・・




「私はあなたを信じます」

2012年7月16日月曜日

使用前・使用後

インドでハンドメイドされたシサムコウボウさんのバブーシュ、ボクも履いているんですが、おろしてから約4ヶ月経ってだいぶ味が出てきました~。



左の色の濃いのがボクのです。



写真ではお分かりづらいかも知れませんが、色がキャメルっぽくなってきて、革も柔らかくなっています。




バブーシュを見た時に、細くて足の幅が合わなんじゃないかとご心配なさる方も多いかも知れませんが、ご覧の通り、ボクのけっして細くはない足にもバブーシュの方がなじんでくれて、軽さもちょうどよくて履き心地いいですよ。




今のような湿度の高い時期はカビに十分気をつけて湿気のこもる場所に置かないように注意したりしないといけませんが、そのかわり、ちゃんと手入れをしていけば独特の風合いが出てくるのが革製品の楽しいところ。




まだまだ今後も、もっと味のある、自分だけの1足になっていくのが楽しみです。




ちなみに当店店頭の訳ありバブーシュ、残りメンズ2足、レディス1足となっております!

2012年7月12日木曜日

今回も・・・

すみません、当店で扱う商品ではないんですが、カッコいいフェアトレードTシャツをプライベートで2枚買ったのでちょっとご紹介させてください。



以前このブログでご紹介した映画「マシンガン・プリーチャー」のモデル、サム・チルダース氏のWEBサイトから購入した、売上が南スーダンにあるチルダース氏の孤児院「ANGELS OF EAST AFRICA」への寄付となるTシャツです。




ワイルドだろう?


さすが、wikipediaに「元ギャング・バイカー」と書いてあるだけのことはあります(笑)

正直、当店で扱っているJUSTEESの方がどなたにでも着ていただきやすい洗練されたデザインだと思いますが、ボクはこういうロックTシャツっぽいのも個人的にキラいではないので、ボクと同じくハードなデザインのものも好きだけど「社会貢献になるロックTシャツやグッズってなかなか売ってなくて・・・」という方にオススメ。



残念ながらコストの関係で現在のところ当店で販売予定はありませんが、品質がいいことは確認できましたので、卸販売をしてもらえないかいずれ打診してみようかなぁ・・・




もちろん当店で取り扱わせてもらっているシサムコウボウさんやシャプラニールさん、JUSTEESやDAUGHTERSのファッションアイテムもどれもすごくオシャレで素適ですが、まだ当店が小さいせいで扱いたくても扱えない、個性的で魅力的な海外のフェアトレード商品ってたくさんあるんですよね。


ウガンダの女性たちが手作りしているカラフルなサンダル「Sseko」、インドで売春を強いられていた女性をレスキューしているINTERNATIONAL PRINCESS PROJECTがリサイクル・サリーのボトムスやTシャツを作っている「PUNJAMMIES」・・・




まだ日本ではほとんど知られていないオシャレなフェアトレード商品を日本に紹介して、もっともっとフェアトレードをポピュラーにしていきたい、というのがボクの今の目標です。



ちなみに、チルダース氏のサイトには当店HPのTOPページからリンクを貼ってありますので、ご興味をおもちいただけた方はぜひ一度ご覧になってみてください。

2012年7月7日土曜日

コピ・ルアク

すみません、こちらは当店で販売する商品ではないのですが、ちょっと珍しいコーヒーを飲んだのでご紹介・・・



パッケージも素適です

あのコピ・ルアクです・・・



そう、映画「最高の人生の見つけ方」で富豪役のジャック・ニコルソンが飲んでいた、世界一高いと言われる幻のコーヒー、コピ・ルアク。




コピ・ルアクはインドネシアで獲れるコーヒーなんですが、普通のコーヒーではないんですよね。


完熟したコーヒー豆を食べたジャコウネコという野生動物が消化しないで「フン」として出した豆を洗って乾かして使うもので、消化酵素やら腸内細菌やらが働いた発酵によってえもいわれぬ香りと味わいが楽しめるものの、その希少性から100g500ドル前後で取引きされるとも言われています。




こちらは100%コピ・ルアクではなく通常のインドネシア・マンデリンとのブレンドなのですが、マンデリン自体も高級品種ですから、こんな高級品もちろん買ったのではなく、母親が友人からインドネシアみやげとしていただいたものです。




そして、人生で初めて飲んだのですが・・・うん、確かに、今まで飲んだことのない味がしました。


もっと複雑でクセがあるような先入観があったんですが、意外にもあっさりしていて、やさしい香りが口の中に広がってあと味にやわらかい甘味があります。美味しい。





普段毎日飲んでいるフェアトレードのコーヒーもどれも美味しいですが、コピ・ルアクにはコーヒーとは違った飲み物を飲んでるような不思議な楽しさがありました。




もしフェアトレードのコピ・ルアクがポピュラーに流通するようになったら当店でも取り扱ってみたいですね。

2012年7月3日火曜日

テーブルの上

当店には、3人までお掛けいただけるカウンターテーブルがあります。



コーヒー・紅茶のご試飲の際などにお使いいただこうと思って作ったのですが、もちろんお一人でもお友達同士でも、カフェ感覚でそのままゆっくりして行っていただければ幸いです。




そのテーブルに、本を2冊置いています。




本は私物なので非売品ですが、スタンドは¥1,575で販売中(笑)



戦争・差別・環境破壊とそれに付随して起きた、いや人間が起こした悲劇を収めたThink the Earth Projectの「百年の愚行」と、高橋邦典さんの戦場写真に堤江実さんが女性らしい優しさと切実な願いを込めた詩による「世界中の息子たちへ」。





当店は、特定・不特定に関わらず一切の宗教および政治団体・思想に従属しておりませんが、次の世代のことを案じる人ならば、これから先の地球とそこに暮らしていくこの先の世代のことを意識し、考え、行動しなければならないはず、という思いはもっています。




それがどういう考えでどういう行動であるかは一人一人が決めることだと思いますし、正解はないかも知れません。

ただ、もしもみんなが何も考えず何もしなければ、そこにはきっと悲劇しか待っていないでしょう。




この2冊はある意味で対照的な本ですが、どちらも「人間が大切にしなければならないものは何か」ということを感じ考えさせてくれる本です。



気になられた方はご来店の際にぜひお気軽にご覧になってください。